劇団麦は1964年10月に「劇研麦」として旗揚げされました。以来仙台市を中心に活動を続け、2023年に創立60周年を迎えました。その間に劇団名を「劇団麦」に改め、劇団員も20代〜50代と幅広い年齢層で活動しています。「わかりやすい芝居」をモットーに、これまで演劇に馴染みのなかった方々にも、演劇の持つ力、その魅力や素晴らしさを伝え、観客の皆さんと感動を共有できる舞台作りを心がけています。
脚本選定に際しては時代背景を考慮し、既成・オリジナルに捕らわれず今観ていただきたいと思えるものを上演しています。近年は劇団員が書いたオリジナル作品も増え、劇団としての特色がいっそう際立っています。日々の稽古では、役者・スタッフとも演出やまわりの仲間と連携し、議論を重ね、より品質の高い舞台作りを目指しています。